君と僕の間に座卓が割り込んでいる。僕は座卓に両肘をつき顎を手のひらに乗せた姿勢になって、向こう側でお茶を淹れているの君を眺めている。平凡な日常のゆっくりと流れて行くこの時が、二度と戻らない瞬間だからこそ堪らなく愛しい。 差し出された湯呑を、…
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